同居嫁はついに悟る

リアルなジジババとの日々

初めて義父に言ってやった日

悟り嫁です。

 

 

私、義両親と喋るときは敬語を使いますが

言っている内容はズバズバです。

傍から見たら

「なんて恐ろしいお嫁さんなのかしら…」

なんて思われるくらい言います。

では何故そんなことに?

最初からそうだったのか?

 

そんな鬼畜嫁ではありません。

同居が始まる前は、それはそれは優しい気の使える嫁でしたw

そんな素敵嫁が豹変したのは、同居が開始されて間もなくの頃です。

 

 

義父のトンデモ発言

家族(旦那は仕事中)で夕食を囲み、他愛もない談笑をしていた時

 

義父

「こいつはいつも楽ばかりしてるんだぞ。」

「2人きりの夕食なんていつも同じようなモノばかりだったし、いつもダラダラ寝転んでいたんだぞ。」

「自分1人だと何もできないから、いつも俺ばっかりが働いているんだ。」

 

などなど信じられない発言ばかり。

はい、完璧なモラハラ発言ですね。

THE勘違い昭和の男ってやつですね。

義母は言われ慣れているようで、隣で静かにニコニコしていましたが

 

いやいや!

義父っ!おまえおかしいぞ??

ってことで一言物申させていただきました。

 

「いやいや、ババは頑張ってますよ?」

「それに献立を考えるのってマジで大変なの知らないんですか?それなのにババは長年頑張ってきたんだから、ここらでゆっくりするべきなんですよ。」

 

気が付いたらそんなこと言ってましたね。

私って良い嫁w

義父は笑い話のつもりで喋ったみたいですが、私のまさかの反応に驚きながらも

 

義父

「おっ?なんだなんだ??こいつのご機嫌取りかw」

 

ですって。

絶対に自分の非は認めないタイプです。

この年代にはアルアルなのかもしれませんね。

 

「事実ですし、そのおかげで私は今の息子さんと結婚することができました。

それに私、ババのこと好きなんですよ。

実母ではないですけど、ババなら老後の面倒 だって見れますよ?」

 

いろいろとやらかしてくれる義母ですが、好きなのはマジです。

同居して1年が経ちましたが、今でも老後の面倒を本気で見る気でいます。

そんな義母を孫の前で蔑んだ義父は本当に許せませんでした。

というより、

 

【女は劣っている、男が汗水働いて稼いでいるから生活ができているんだ!】

 

という思考に我慢が出来ませんでした。

 

おまけに孫の前で言う内容ですか?

子ども達には変な差別感情を持たせたくないので、夫婦そろって日々の発言には気を付けてきたのに…。

 

そんなわけで私の【良い嫁】は終わりを告げたのです。

義父が特にショックだったのは

 

「ババなら老後の面倒を見れる。」

 

という部分らしいです。

 

「ジジの面倒は見れない。」

 

ってことですからね。

当時は特に何も考えずに発言していたので、私の本心が顕著に出たのかな。

 

一気に食卓が気まずくなりましたが、孫たちパワーは偉大で、一瞬で元の和やかな雰囲気に戻りました。

ありがとう我が子たち。

 

 

その後の義父…。

その日は割とおとなしかったように記憶しています。

が、

寝て起きたら忘れるタイプらしく(認知はじまったか?)

翌日からは相変わらずのトンデモ発言が続き、

それは嫁の私に対しても浴びせられることになるのです。