私が考える『同居』のメリット
悟り嫁です。
ある方のブログで『同居するメリット』について書かれていました。
同居と言うと一般的にデメリットだらけですが、まさかの切り口に目からポロポロ鱗が落ちまくったので、私もメリットについて考えてみました。
(絞りだしましたw)
同居するメリット
①年上の人と話すときの礼儀が身に着く
我が家では年上に対する話し方について厳しく言わせてもらっています。
とくに小学生ともなると
「キモイ」「うぜー」
などの言葉を友達同士で使いますが(私もよく使う…)、他人様・ましてや年上の人に対しても言うことがあり親的にはハラハラ…。
しかし同居を開始してからは回数が減りました。
というのも、義両親にそういう類の言葉を使ったら『現行犯』で注意してるからだと思います。
ここでポイントなのが『現行犯』。
後から
「あの時の言葉遣いは良くないな~」
なんて言われても子供は忘れてますからね。
そもそも言われた義両親が忘れているので、裏付けが不可能なんです。
②相手を気遣える
言わずもがな、ヨボヨボの老人が居れば誰もが気を遣いますよね?
ただ、その気遣いを行動に移せるかどうかが問われます。
同居をしていると嫌でも老人と一緒に過ごすので、『気を遣って行動する』という機会が増え、回数を重ねるごとに自然と出来るようになったみたいです。
③怒りのコントロールができる
誰かの目があると、我を忘れて怒ることが減ります。
(世の中には大勢の人の前で叱り飛ばす親もいますが…。)
とくに孫ラブ♡な義両親は私が叱りすぎると、時間をおいてから物申してきます。
私も時間が経っているので、その申し出はすんなり受け取れます。
そもそも人目があるので声を荒げることはありません。
時には人目を気にするって大事!
④避難場所ができる
時には怒りすぎて、いつまでもイライラを引きずることがあります。
そんな時は大好きなお母さんであっても、近くに寄るのを躊躇う我が子たち…。
そこで義両親が登場します。
義両親の部屋は廊下を挟んだ向かいにあるので、避難するには扉1枚開けるだけ。
孫が神妙な面持ちで扉を開ければ、そりゃーどこのジジババも温かく迎え入れることでしょうw
避難場所でどんな会話がされているかは知りませんが、我が子たちの心の拠り所になっていることは間違いなさそうです。
⑤身をもって『人間の最期』を教えてくれる
義母曰く
「私達世代は、身を持って『死』ということを教える役目があるのよ。」
らしいです。
年々体の老いが顕著に表れてきている義両親。
それを目の当たりにしている我が子たちは、そう遠くはない未来に『最期』がくることを感じているようです。
『人の最後』というものは、いつかは経験することであり避けられないものです。
言葉で説明するにも、その時の感情や雰囲気は伝わらないだろうし、伝えられる自信もありません。
なので、そんな大事なことを身をもって教えようとしている義両親に感謝したいと思います。
こう書き出してみると、同居のメリットってかなりありましたw
それも我が子たちの為になることばかり。
もし同居を考えている人・逃れられない人が居たら
「悪いことばかりじゃないよ!」
と言えそうです。
…悪いことが発生する確率の方が多いですけどね。