同居嫁はついに悟る

リアルなジジババとの日々

同居本番を迎えるまでにやったこと

悟り嫁です。

 

 

我が家が建ってから義両親との同居が始まるまで、約7年もの空白期間がありました。

準備期間ってやつです。

 

同居前は『パッと来てパッと片付けて同居スタート~』なんて気楽に考えていたのですが、実際は7年でも足りないくらいです…。

 

そこで今回は、期間中に準備して良かったもの・準備しないで後悔したものを記したいと思います。

 

 

①長期間のお泊まり体験

ようするに、プチ同居体験です。

実際に同居をしてみないと、義両親との相性や生活スケジュールなんて分かりっこありません。

それを解決すべく我が家では、年に2回ほど義両親による長期お泊り会が実施されました。

1回のお泊り期間は短くて3週間、長いと3か月ほど。

この期間の決定権は義両親にあり、お泊り初日に

「〇日まで滞在しようと思う。」という報告があります。

 

長期間のお泊り中でやることは

  • お互いの1日の生活スケジュールの確認
  • 近所のお店や病院の確認
  • 散歩コースの確認
  • ご近所さんとの顔合わせ

など。

それはそれは忙しい毎日を送っていました。

おかげで、引っ越してきた翌日からは何も問題なく日常生活をスタートさせることが出来ています。

 

 

②愚痴から逃げる方法を考えておく

これは主に私に関係します。

 

長いことお喋り友達だったご近所さんと離れることになった義母。

愚痴を聞いてもらう相手として候補に挙がったのは、在宅で家に居る私だけです。

そりゃー人間です。

愚痴の1つや2つは吐きたくもなるでしょう。

ただ、義母くらいになるとその量は相当なもので、酷いときだと

子供たちが学校に行った直後

から

子供たちが下校してくるまで

約6時間もの間、義父に対する愚痴を聞かされるハメになります。

(その間、在宅の仕事はストップせざるを得ない。)

 

6時間もの間、人から愚痴を聞かされたことはあるでしょうか?

聞かされ続けた人間がどうなるか知っているでしょうか?

 

精神に影響を及ぼします。

心当たりのないイライラが私の中に溜まり…

寝ても覚めてもイライラ…

義母の話を聞き始めるとめまいが…

 

これは良くない!

ということで、子供たちが登校したら2階の書斎に籠ることにしました。

 

おかげで義母の愚痴攻撃を回避でき、仕事も順調。

ただ同性として愚痴が言いたくなる気持ちも分かるので、

「時には愚痴を聞いてやらないと…。」

と思い、あえて1階で仕事をすることもあります。

そういうときに限って何も言ってこないんですけどね…。

 

ちなみに、2階に籠ることを決めたと同時にこの折り畳みデスクを購入しました。

お値段以上ですw

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③義父が車を手放すように説得しておく

長いこと車を運転してきた義父ですが、年齢と共に反応速度が落ちてきていました。

何も無いところで急ブレーキを踏んだり、一本向こうの信号機を見て発車したり(見るべき信号は赤)、曲がるときに縁石に乗り上げたり…。

話を聞くと笑いごとで済まされない事実が次々と…。

 

よく

【祖父の運転する車に孫が…】

というニュースを見ますが、もし我が子が義父の車に轢かれてしまったらしまったら…。

私は義父に同じことをするでしょう。

故意でないことはもちろん分かりますが絶対に許しません。

 

そうならないためにも、義父には早々に車を手放してもらう必要がありました。

 

ただ相手は昭和の男です。

 

「全然大丈夫だ!」

「俺を年寄り扱いするな!」

 

です。

旦那が「車を手放さないならジジとは同居できない!」

という脅しをかけてしぶしぶ了承しましたが、それも同居を開始して半年後。

 

ちなみにまだ免許は返納していないので、今後も気を引き締めて注視していきたい思います。

 

 

④納骨堂探し

今まさに後悔しているのがこれ!

 

新しい所はまだ見つかっておらず、今はまだ義両親の家があった町でお世話になっています。

お盆になると車で片道2時間半かけてお参りに行くのですが、長距離移動が辛くなってきた義両親の事を考えると…

早めに納骨堂を移動しなければなりません。

だからといって適当な場所にお願いすることもできず…。

 

ちなみに、義両親がいなくなった後はうちの旦那が後継者となります。

ということは、実質私が管理を担うでしょう…。

新しい納骨堂選びには私もしっかりと関与したいと思います。

早く見つけねば!!

 

 

 

当時を思い出し、いろいろ書き出してみました。

が、同居に関しては迎え入れる側の気持ちの準備が1番大切です。

その他の事は結構何とかなるものなので、まずは心の安定方法・避難先を確保することをオススメしますよ。

素直じゃない義母

悟り嫁です。

 

 

同居している義両親ですが、今年で結婚50年目を迎えました。

おめでとう!

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基本的に言い争い?小言?が多い義両親ですが、やはりまだまだお互いを好いているようで、時たまその片鱗を見せつけてくれます。

今回はそんな可愛い義両親のヤキモチについて記していきます。

(誰得?!)

 

 

ヤキモチを焼く義母

お見合い結婚で結ばれた義両親。

とくに義母は、義父に初めて会った時から

 

「なんておしゃべりが楽しい人なんだろう…。」

「この人と結婚したら毎日が笑いに包まれる家庭になるだろう。」

 

と思ったようです。

…実際は「じいさんの外面が良すぎて騙された」とのこと。

しかし昔のお見合いと言えば

『お見合い相手=結婚相手=断ることはできない』

だったらしく、初めて会った結婚相手が楽しい人で心底安心したようですよ。

 

かなり前にですが、若い時の義父の写真を見せてもらいました。

恰幅が良く・子供ゴリラみたい顔・口元はちょっとしたブルドック

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みたいな見た目をしていた義父。

『男は見た目じゃなくて喋りなんだ』

と思わされた瞬間でしたw

 

そんなブルドック義父に女が居るはずも無いのですが(失礼w)、ゴルフ好きの義父がキャディーさんの話をし始めると義母はピリつきます。

例えば、

 

義父

「今日担当してくれたキャデーさんなんだけど、愛想も良くて可愛かったんだー(⌒∇⌒)」

 

と話せば

 

義母

「あっそう。そんなに若い女が好きなら連れてくれば?」

 

別の日には

 

義父

「先週忘れた水筒を洗ってくれてたんだが、これまた美人なキャデーさんだったんだ(⌒∇⌒)」

 

と言えば

 

義母

「ふーん…したたかな女だね。」

 

義父のどこにヤキモチを焼かさるのか分かりませんが…(失礼2回目w)

義母は今でも間違いなく義父が大好きみたいです。

 

 

ヤキモチを焼く義父

義母に対して義父はというと…。

やはり昭和の男ですね、はっきりヤキモチと分かるような言動は見られません。

 

ただ、ゴルフ仲間であるお隣さんと義母が喋っているのを見るのは嫌なよう。

お隣さんが外に出ると自分も出て行くくらいです。

初めはただ単に、「ジジが喋りたいだけか?」と思ったのですが、よく観察してみると、義母が外に洗濯物を干しに出ている時だけ行動しているもよう…。

 

よーするに、義母とお隣さんが会話しないように先手を打っているようなんです。

 

 

なぜゴルフ仲間であるお隣さんを警戒するのか?

そんなお隣さんを一言で言い表すと

『少年の心を忘れていないダンディー

 

というのも、お隣の旦那さんはおしゃべりが上手で愛想がよく『若い頃はモテたんだろうな…。』と思わせるほど魅力を持ち合わせているうえに、お顔もダンディー

服装だってピンクのシャツをサラッと着こなしており、年齢の割には身なりがとてもお若い!!

それでいて自分の妻を溺愛しているわけですから…

世の中は不公平ですよね。

 

そんな魅力あふれるお隣さんと笑顔いっぱいで喋っている自分の妻を見たら…いくら鈍感な義父でも危機感を感じざる得ないでしょう。

 

 

ということで、義父も義母が大好きみたいですw

そういうことにしておきましょうw

少なくとも私はそう思っていますw

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長年連れ添ったからこそ気持ちを口に出すのは恥ずかしい、けどちゃんと愛情はあったってことですね。

私と旦那もそうなるのかな?

…いちいち口に出すのが面倒な私的には願ったり叶ったりですがw

同居中のリアル生活費 ここにも値上げの波が…。

悟り嫁です。

 

 

以前に我が家の食費について触れさせていただきました。

yome-zizibaba.hatenablog.com

 

その流れで、今回は生活費全般について記していきたいと思います。

 

 

義両親の毎月のリアル生活費

食費・電気・水道込みで3万5千円です。

 

同居し初めの頃は全て込みで2万5千円だったのですが、

 

『テレビ鑑賞が趣味の義父+少量でも毎日洗濯機を回す義母+基本料金の値上がり』

 

により、生活費を上げざるを得ませんでした。

 

 

生活費の決め方

独自の計算方法で金額を決めています。

 

  1. 同居が始まってからの3か月分の光熱費の平均を出す
  2. 同居を始める前の光熱費と照らし合わせ、増えた分を算出
  3. 増えた分の数%を頂く(その月の状況に合わせて増減アリ)

 

半年に1回ほど再計算をし、減らせるときは減らし、増やすときは増やさせていただいています。

ちなみに家賃?建物代?は頂いていません。

 

 

 

お金の管理方法

義両親からの生活費は毎月1日に手渡しで頂いています。

ここでポイントなのが

『受け取るのは絶対に旦那』

というところです。

 

在宅で常日頃家に居る私が受け取るのが1番間違いないのですが、個人的に誰かに現金を渡されるのが嫌な性格でして…。

(旦那から貰う毎月の生活費も、直接貰うのは嫌!)

 

渡してくる相手が義両親ともなればその嫌悪感はMAXになります。

なので、

『仕事から帰ってきた旦那に渡す』『毎月初めの土日に旦那に渡す』のどちらかになっています。

 

…現金を誰かに直接貰うのが嫌な人、他にも居ますか?

 

 

その他の諸費用について

毎月の生活費以外に日用品の購入費もありますが、こちらに関しては一切貰っていません。

 

義両親と共有している日用品の種類には

があります。

 

現金を貰わない代わりにですが、義母が物品をいつの間に買ってきてストック置き場に置いといてくれます。

(足腰悪い義母はトドック信者です)

 

それに気が付かずに私も買ってしまうので、我が家のストック置き場は楽天の物流倉庫みたいになる事もw

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この方法が良いのか悪いのかは賛否別れると思いますが、我が家には合っているみたいなのでしばらくこの感じで行こうと思います。

 

 

 

 

 

それにしても…我が家は貰わなさすぎなのか?

同居中のご飯事情

悟り嫁です。

 

 

「同居しているとご飯も3食一緒なの?」

「全部作っているの?」

とよく聞かれます。

各家庭にもよると思いますが、我が家では夕食だけを一緒に食べ、それ以外は基本的にノータッチです。

 

ということで、頂いている食費は1か月分の夕食代だけになります。

 

 

ズバリ金額はいくら?

国の調査(https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/pdf/fies_mr.pdf)によると、2人以上の世帯で1か月にかかる食費の平均(外食費除く)は約7万8千円のようです。

1世帯あたりの平均世帯人数が2.91人とのことなので…

1人あたり約2万7千円ってことになります。

 

ということで、義両親から頂くべき金額は5万4千円

 

…なのですが、実際にその金額を貰えるわけがありません。

だって年金生活者ですよ?

私もそこまで鬼ではないです。

 

それでも最初の頃は1万5千円を頂いていました。

現在は2万5千円に値上がりさせて頂きましたが…苦肉の策です。

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ここでもしっかりと物価上昇の影響を受けていますね。

 

 

『夕食だけ一緒』にする方法

『3食毎日一緒に食べる』よりは『1食だけ一緒』の方が間違いなく気持ちが楽ですよね?

私は楽ですよ♪

この素晴らしいやり方ですが、最初からやっていたわけではありません。

 

同居開始してから数か月間だけ『昼・夕食は一緒』という生き地獄みたいなやり方でした。

夕食ならまだしも、昼なんて私・義両親の3人ですよ?

楽しいと思いますか?

 

そんな日々を過ごしていたある日、私の在宅の仕事が忙しく昼食時間が大幅にずれたことがありました。

その日は、義両親が勝手に作って食べていたのですが、これがターニングポイントになったようです。

 

『家で仕事をしつつご飯準備をするのは大変だろう。』

『私たちは暇なのに、ただご飯が出来上がるのを待っているのはちょっと…。』

 

と思った義両親、その日の夜、帰宅した旦那に

「今後は夕食だけ一緒にしないか?」

 

と話があったようです。

義両親が理解のある人間だと、このように空気を読んでくれるので助かります。

トンデモ発言はするけどね。)

 

ただ、中には空気の読めない義両親も居ることでしょう。

そういう場合は実力行使に出るしかないと思います。

気を遣って

「一緒に食べなきゃ!」

なんて思っていると、いつまでたっても自分が苦しいだけです。

私なら…なんやかんや理由を付けて外出し、一緒にお昼を食べないようにしますかね。

 

 

 

献立の決め方

我が家は6人家族です。

6人も居ると、1度に作る量もそれなりになります。

それに比例して買い物量も増えます。

おまけに私は引きこもりタイプ。

平日はなるべく外には出たくありません。

買い物も節約うんぬん抜きにしてただ行きたくありません。

 

そこで買い物は1週間分の献立を決めてから行くことにしています。

ここで活躍するのが携帯アプリの『クラシル』

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ただレシピを見れるだけではなく、近所のお店を登録してチラシだって確認できます。

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さらに便利なのが、そのチラシのお買い得食材からおすすめレシピも教えてくれます。

 

この機能を駆使して買い物に出かけるので、週1回の買い出しで済む+決められた食費内で収まる月が増えました。

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クラシルの回し者ではないですが声を大にして言いたい…

『ありがとうクラシル!!』

『これからもよろしくクラシル!!』

そして…

 

いつかは課金するねw

 

私が考える『同居』のメリット

悟り嫁です。

 

ある方のブログで『同居するメリット』について書かれていました。

同居と言うと一般的にデメリットだらけですが、まさかの切り口に目からポロポロ鱗が落ちまくったので、私もメリットについて考えてみました。

(絞りだしましたw)

 

 

同居するメリット

①年上の人と話すときの礼儀が身に着く

我が家では年上に対する話し方について厳しく言わせてもらっています。

とくに小学生ともなると

「キモイ」「うぜー」

などの言葉を友達同士で使いますが(私もよく使う…)、他人様・ましてや年上の人に対しても言うことがあり親的にはハラハラ…。

 

しかし同居を開始してからは回数が減りました。

というのも、義両親にそういう類の言葉を使ったら『現行犯』で注意してるからだと思います。

ここでポイントなのが『現行犯』

後から

「あの時の言葉遣いは良くないな~」

なんて言われても子供は忘れてますからね。

そもそも言われた義両親が忘れているので、裏付けが不可能なんです。

 

 

②相手を気遣える

言わずもがな、ヨボヨボの老人が居れば誰もが気を遣いますよね?

ただ、その気遣いを行動に移せるかどうかが問われます。

 

同居をしていると嫌でも老人と一緒に過ごすので、『気を遣って行動する』という機会が増え、回数を重ねるごとに自然と出来るようになったみたいです。

 

③怒りのコントロールができる

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誰かの目があると、我を忘れて怒ることが減ります。

(世の中には大勢の人の前で叱り飛ばす親もいますが…。)

 

とくに孫ラブ♡な義両親は私が叱りすぎると、時間をおいてから物申してきます。

私も時間が経っているので、その申し出はすんなり受け取れます。

そもそも人目があるので声を荒げることはありません。

 

時には人目を気にするって大事!

 

④避難場所ができる

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時には怒りすぎて、いつまでもイライラを引きずることがあります。

そんな時は大好きなお母さんであっても、近くに寄るのを躊躇う我が子たち…。

そこで義両親が登場します。

 

義両親の部屋は廊下を挟んだ向かいにあるので、避難するには扉1枚開けるだけ。

孫が神妙な面持ちで扉を開ければ、そりゃーどこのジジババも温かく迎え入れることでしょうw

 

避難場所でどんな会話がされているかは知りませんが、我が子たちの心の拠り所になっていることは間違いなさそうです。

 

⑤身をもって『人間の最期』を教えてくれる

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義母曰く

「私達世代は、身を持って『死』ということを教える役目があるのよ。」

らしいです。

 

年々体の老いが顕著に表れてきている義両親。

それを目の当たりにしている我が子たちは、そう遠くはない未来に『最期』がくることを感じているようです。

 

『人の最後』というものは、いつかは経験することであり避けられないものです。

言葉で説明するにも、その時の感情や雰囲気は伝わらないだろうし、伝えられる自信もありません。

なので、そんな大事なことを身をもって教えようとしている義両親に感謝したいと思います。

 

 

 

こう書き出してみると、同居のメリットってかなりありましたw

それも我が子たちの為になることばかり。

 

もし同居を考えている人・逃れられない人が居たら

「悪いことばかりじゃないよ!」

と言えそうです。

…悪いことが発生する確率の方が多いですけどね。

ナウい義母

悟り嫁です。

 

同居が始まって1年。

この1年で様々な変化がありましたが、その中でも1番変化を遂げたのが義母であることは間違いないでしょう。

齢70歳を超える義母が同居をすることにより、どのような変貌を遂げたのか、忘れないうちに記したいと思います。

 

同居前の義母

サザエさんのお母さん(フネ)実写版

 

基本的にゆったりとした雰囲気をまとい、言葉遣いも年相応。

何よりも健康に気を遣い、文句を言いながらも義父のためにあれやこれやと世話を焼き、『夫の三歩後ろをついて歩く』という典型的な日本人妻。

 

 

同居後の義母

サザエさんのお母さんからマイナス40歳

 

年相応の言葉遣いはどこかに忘れてきたようで、

「ヤバいね」「マジかぁ〜」「りょ」

を乱用するようになった義母。

家族のLINEグループでは

「こんち」

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を自らのテンプレとし、LINEスタンプも使いこなすように…。

傍若無人の義父に対しては、世話を焼くこと自体に変化は無いもののその質が大幅に下がり始めました。

例えばですが…

義母1人でやっていた洗濯物の取り込み

有無も言わさず義父に手伝わせる

 

朝ごはんのパンは厚めのパンが絶対

パンならなんでも良いでしょ?と激安パンを食べさせる

 

義父が外出中は施錠はせずに開けて待っている

外出直後、音速で施錠

 

私からするとどれも当たり前の行動なのですが、長いこと虐げられてきた義母からすると、生まれ変わったかのような変貌です。

 

以前はガチガチに健康志向だったものが、

「天国に行ったら何も食べられないからね~」

と、ジャンクフードやお菓子を口にするようになり、かなり体重が増えたようですw

(それでもまだガリガリなんですけどね💦)

 

 

最近では自分の姉に会いに行くために、飛行機を使って九州に行く計画を立てたり、推しの歌手が出るコンサートに出かけたり、大好きな怪談話のイベントに足を運んだり…

と、一気に行動範囲が広がりました。

家庭や義父に囚われていた義母が、自分の好きなことに夢中になれる時期が来て、同じ女として本当に良かったと思っています。

 

それに比べて義父は、ゴルフと家で映画を見ることしか興味がなく、雪が降り積もる時期になると1日の80%はテレビの前で過ごしています。

雪かきもしますが、体がクタクタになるまでやり続けるので、いつかそのままポックリ逝くのではないかと思っています。

(あわよくばそのまま逝ってくれr…。)

 

そんな義父がハマるような何かってなんでしょう。

…誰か教えてください。

義両親の引越し費用

悟り嫁です。

 

2021年7月某日

義両親が我が家に引っ越してきました。

 

たくさんの荷物を詰めた引っ越し業者と共に…。

 

 

 

車で2時間半の所に住んでいた義両親。

年に一回は顔を見せに行っていましたが、コロナの影響で2年間は自粛。

その結果、義母の精神は危ういものになり(義父からのモラハラ発言によるストレス)トントン拍子でこの日を迎えました。

 

 

事前に知らされていた引っ越し予定

昼過ぎ

義父の運転で義両親到着。

夕方

引っ越し業者到着

荷物を搬入しつつ、最低限の荷解き開始。

 

だったのですが

 

実際に行われた引っ越し内容

朝10時

義父の運転で義両親到着

夕方

引っ越し業者到着

荷物を搬入しつつ、全ての荷解き完了。

 

生き急いでいると言うか…。

時間感覚がおかしいと言うか…。

先が見えていないと言うか…。

 

ちなみにですが

義両親たちが『予定通りに動く』ということは現在まで1度もありません。

 

 

かかった引っ越し費用

ここで気になるのが引っ越し費用です。

聞かなくても義母がベラベラ喋ってくれました。

そちらを簡単にまとめると…。

 

某引っ越し会社に単身パックでお願いした義両親。

約3万円。

義両親たち専用の冷蔵庫などの家電。(事前に購入し設置済み)

トータルで5万。

「新しく住む場所では下着類も新品に!」という謎考えで、新しい下着類を購入。

2人合わせて約2万。

 

トータル10万円。

 

義両親の元の家は?

同居をするにあたり、どうしても避けられないのが『元の家の処分方法』です。

空き家をそのまま放置するわけにもいきません。

簡単に調べてみると次のようなことがわかりました。

  1. 固定資産税は払い続ける必要がある
  2. 何かあっても保険適用外になる可能性がある
  3. 犯罪の温床になる

などなど。

「なんの価値にもならないなら早めに売っちまおう!」

ということで売却することになったようです。

 

しかし元家の中には家財道具が残ったまま。

「思い出が…。」

というよりは、体力的に自分たちで処分できなかったようです。

 

まずは、近所や近くに住んでいる身内に欲しい物を好きに持ち帰ってもらい、残ったものはシルバーさんにお願い。

話によると、2・3人が丸一日かけてゴミ処理場に運び出したとのことです。

 

シルバーさんの委託代。

約2万。

墓閉まい。

100万前後。

町内会の全世帯(限界集落だから少ない)に『今までお世話になりました』と粗品・気持ち程度の現金(意味がわからない)。

30万。

代々お世話になっているお寺に。

2万。

 

トータル100万超え。

 

こう見るとなかなかの出費です。

ちなみに義両親の元家はその後すぐに売れました。

地域が地域だけに、土地代は坪単価1万だったようですが…。

 

しかし大変だったのはお金よりも、老体の体で色々やらなければいけなかった事みたいです。

この感想は将来の教訓にしたいと思います。

 

後日談

家を売ったお金で、義両親主催の家族温泉旅行に行きました♪

ここぞとばかりに贅沢させてもらったので、当分は優しい嫁になれそうです。